【ネタバレ有】ジョーカー、エモいかエモく無いか。
こんにちは!ゆうきです。
週末に、話題作JOKER(ジョーカー)を観てきました。
この映画については、様々な考察がなされているみたいですが、敢えてプレーンな状態で見た感想を述べて行きたいと思います。
●映画のあらすじ
アーサーという、孝行息子のアラサーは、笑いが止まらない病を抱えていている。笑いが気持ち悪いという理由で、社会からの爪弾きにあう。
ひょんな事から、犯罪(過剰防衛)に手を染め、本当の自分に目覚めていく・・・
●結論
この映画は「エモいか、エモく無いか」で判断する映画です。
ちなみに、私は「エモく無い」。
だって、仕方ないよ、バットマン良く知らないし。
(チーン)
バットマンの敵になる事が確定している人物の物語ですので、最終的に悪になる事が決定されています。
「出来レース」と分かった上で観て「エモい」と感じる層が結構いるみたいだと言う事が、この映画のヒットから読み取れました。
つまり、意地悪なやつらを、完膚無きまでに叩きのめしてやる!倍返しだ!って部分に共感したり、心が動く人がこの映画の視聴者なのでしょう。
うーん、どうなのそれ。
煽り運転をしたりしそう。
●がんばって、考察してみる
とにかく「死」を想起させる映画です。
通常、人は「死を意識させる何か」と対峙した時に、2つの反応に分かれると思います。
・エロス(生への本能)に向かう
・タナトス(死への本能)に向かう
エロスの本来の意味は、「エロい」訳ではなく、生命力の事と、ゆうきは理解しています。
人は、死への本能も持っていると、心理学の世界では考えられているらしいのですが、
私は、エロスに向かう事が、多数派なんだろうねと考えていましたので、若干驚きました!
「もう、いいやん。
恋でもして、楽しく暮らそうやん。後のことは知らねー」みたいな要素は、この映画は、赦してはくれないです。
ソフィーと言う隣人を恋人として描いていましたが、それは、全てアーサーの妄想である事が後になって分かります。
・・まあ、そうだろうね。
って、観ている側は驚かない。
リア充爆発しろ
そういう事なんだろうね。
映画の存在意義として、日常のガス抜きの要素も否めない訳で、
タランティーノの映画なら、「フィクションに決まってるじゃない」とメッセージを出しているから、見やすいのだけど、
この映画は、アメコミをモチーフにした映画なのに、何やら芸術のかおりがする。
甘い罠。
でも、そんなものに引っかかるのは、20代までだと思うのです。
なんで、こんな文章書いたのって感じですね。
ごめんなさい。
この映画に共感できるピュアさが憎かったの!!
そういう事です。
参考になりましたか??
懲りずにゆうきの雑記帳読んでくださいね❤